この記事で言いたいことは↓の2つ。
- ヒゲのセルフ脱毛はしないこと。
- 絶対に真似しないでくださいということ。
単に「痛いから」という理由だけじゃなく。
もちろん痛いのもあるけど。
それよりももっと大事なことをこの経験から伝えたい。
ということで、
普通の人はやらないセルフヒゲ脱毛のお話しに、
かわいそうなやつだなー的な感じでいいので
ぜひお付き合いください。
ひとつ学んでいただけたら幸いです。
僕は合コンの前の日か前々日くらいに
必ずと言っていいほどやっていた
『儀式』がありました。それは、
全ヒゲをピンセットで抜く儀式
いやー、やばいですよねマジで。
僕はドロボーヒゲ、頬のヒゲ、首のヒゲは
コンプレックスだったんですよ。
ヒゲが広範囲に生えてて
剃ったら剃ったで青ヒゲになるし。
肌触りはジョリジョリと紙やすりのようで。
全ての人がそうじゃないけど、
女性って大半の人は毛深いの嫌うじゃないですか。
ツルっとしてた方が清潔感あるって思ってるし、
ヒゲなしの方が好感度はいいんですよね。現実的に。
なので、やっぱり第一印象って大事なので、
ちょっとでも印象良くしようとして
頑張ってヒゲを抜いていたわけです。
ピンセットで1本1本抜いていく作業。
最初のうちは黙々とやるんだけど、
頬のヒゲを抜き終えたくらいで思うのが、
「おれなにやってんだ?」
「全然終わんねぇ、ヒゲ濃すぎないかおれ?」
「これで合コンで結果残せないとマジ意味ねーわ」
なんてことを考える。
ホントね、やってるうちに落ち込んでくる。
超めんどくさいんだ、これが。自己嫌悪に陥る。
そして痛い、特に鼻下。痛すぎる。ヤバイ。
レーザー脱毛と同じくらい痛い。
これを毎回2時間くらいかけてやっていた。
今思うと、この時点で
なんか戦う前に負けていた気がする 笑
で、肝心の合コンの結果はというと
まぁ結果残せませんでしたよ。
残るのは一時的にツルツルの肌。
一時的というのは、10日も経てば
ヒゲが肌の奥底からジワジワと生えてくるのだ。
ヒゲが肌の表面に出てくる頃、
ちょっとチクチクして痛い。
抜いたヒゲが生えてくると
かなりがっかりする。結構落ち込む。
あれだけ頑張って抜いたのに
もう生えてくるのか、と。
もうね、合コンで結果も残せてないし
そんな疲れるならやめろよって話だけど、
僕はやめられなかった。
ヒゲを抜くのは
痛くてツラい、結果残せなくてツラい、
なんだけど、ツラくてもやめられなかった。
今思えば抜毛症という
ヒゲを抜くのがやめられなくなるといった
実際にある病気だったのかもしれない。
何故やめられなかったかというと、
ヒゲがない自分自身の肌の状態に
すごく感動をおぼえていたから。
別人か?と思うほどツルツルになるのだ。
しかも、普段剃ったら青くなるところが肌色。
ヒゲないやつはこんなに印象いいんだなって
自分の顔ながらも自画自賛したのをよく覚えている。
それなら、ヒゲ脱毛やれば良いじゃないか。
たぶん、ヒゲのない人はこう言うのだろう。
でもね、ヒゲ脱毛って高いのだ。
10万単位のお金がかかる。
当時26歳だった僕にはかなり高額だった。
大卒入社、入社4年目の給料は25万。
初任給より多少給料は増えているものの、
そこから家賃等の固定費、奨学金の返済、
実家に入れるお金を引くと、残りは3万円程度。
こんな状態でのヒゲ脱毛は考えられなかった。
ヒゲ脱毛したいけど、10万以上のお金は出せない。
だから自分でやってるんだ。行けるものなら行きたいさ。
ヒゲ脱毛に関しては当時
どのくらいのお金が必要か?しか調べてなかった。
そして額を見た瞬間そっと閉じた。
この時は分割支払いができるなんて知らなんだ。
もうちょっと調べてれば
もう少し通うのが早かったかもしれない。
(結局一括で払ったけど)
今の僕なら、
「人生レベルで考えたら10万20万なんて大したことないから早いとこクリニック通って医療レーザー脱毛やりなよ」と間違いなく昔の自分にアドバイスする。
だって自分で抜いてたって
良いこと全然ないのだから。
確かにヒゲなしツルツル肌を実感できるけど、
それは一時的、泡沫の夢。
肌は痛むし、リスクの方がでかい。
特に毛嚢炎と埋没毛になるリスク。
毛嚢炎(白ニキビみたいなやつ)ができると
ヒゲの有無以前に肌が汚い印象になるし、
自分自身もヒゲを剃りにくくなる。
何かの拍子で破裂してしまうと菌が入って
さらに炎症が起こったり、触ると痛い。
毛嚢炎はマジでいいことひとつもない。
埋没毛はその名の通り表面に出てこない毛。
ヒゲを抜いた後、再び生えてきたヒゲが
皮膚の下に埋もれてしまう。
埋もれてしまったら、
このブログでおすすめしてる医療レーザーでも
脱毛するのは難しい場合がある。
ヒゲ脱毛にいけば簡単に脱毛できるはずだった埋没毛。
わざわざ苦労して自分でヒゲを抜くということは、
ただただ悪い方向へと向かっているだけなのである。
そう、自分でヒゲを抜くのは
完全に意味のない行為なのだ。
一時的にヒゲなしツルツル肌になって
生まれ変わったような気持ちになるけど、
10日後くらいにはまた生えてくる。
ある種の麻薬のような行為でしかないのである。
なので、自分でヒゲを抜くのはやめましょう。
やってみたくなる気持ちは無くはないと思うけど、
今後の肌環境を考えると素直に
ヒゲ脱毛クリニックに通った方が100億%利口です。
ということで、僕の黒歴史のひとつを紹介しました。
実はこの先、ピンセットじゃ埒があかなくてとある暴挙に出るんだけど、それはまた今度書くことにします。
〜 追記 〜
僕には元々、口周り+頬+首下に固いヒゲが
ボーボーと生えていました。
夕方になったら
荒めの紙ヤスリのようにジョリジョリで、
肌は白く、青ヒゲが目立つ
ヒゲのせいで老け顔でパッとしない印象。
イケメンとはかけ離れた自分の顔に
正直うんざりしていました。
自分に自信が持てないから
すぐに「俺なんて…」とか「どうせ...」とか言って。
自己肯定感も低く、自信が持てない。
彼女もできず、将来がとてつもなく不安に。
「ヒゲさえなくなればなぁ...」
こんなことをよく考えていたのを覚えています。
深剃りできるシェーバーを買ったり、
除毛クリームを使ってみたり、
合コン前には全部ヒゲを抜いたりして
かりそめのツルツルを演じていたこともありました。
でもやるたびに
心と肌が剥がれたメッキのように
ボロボロになっていくのを感じる自分。
もうヒゲのことで悩みたくない!
ヒゲさえ無くなれば人生少なから好転させたい!
イケメンになりたいなんて言わない。
普通になりたい。
自分に自信を持ちたい。
胸を張れるようになりたい。
本当に効果があるのか半信半疑だったヒゲ脱毛。
「これやって変わらなかったら諦めよう」
そう思い、20万という大金を握りしめ
思い切ってヒゲ脱毛に通ってみた。
するとどうだろう。
いきなり全部なくなるみたいな即効性は無いけど、
通うたびにヒゲが少なくなっていくのがわかる。
「すごい、本当に永久脱毛できるかも?」
完全にヒゲが永久脱毛できる期待をこめて
トータル5年通い続けた結果、
理想のヒゲ永久脱毛を達成。
5年という歳月が流れているものの
肌はツルツル、まるで別人みたいだった。
ヒゲ剃りも不要なので、肌も若返った。
自分に自信がついた。
ただ単にヒゲがなくなっただけなのだが、
なんでもできるような気がしてならなかった。
そして彼女もできた。
結婚もできた。
嬉しかった反面、
「なぜもっと早くやらなかったのか?」
もっと早くやっておけばよかったと後悔した。
だから
ヒゲ脱毛しようか迷ってる人にアドバイス。
ヒゲいらない、無くしたいと思ってたら
迷わずにヒゲ脱毛に行くべし!
お金は稼げば戻るけど、時間は戻らない。
20万円そこそこなんて
人生レベルで考えたら
大したことない、はした金なのだ。
たった20万円そこそこで人生が変えられるなら
安いものじゃないだろうか?
俺もヒゲ脱毛やりたいけど、
踏み出せない、誰か背中を押してくれ!
という人に対してこのブログは
全力で背中を押していきます。
そして、鬱陶しいヒゲとサヨナラして
明るい未来をつかんでほしいです。
僕のもっと詳しいプロフィールはこちら。
あと一歩、踏み出す力が欲しい人には
この記事を読んで欲しいと思います。